映像 編集・合成のまめ知識ノートページです。
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composition 編集・合成について  (このページの3D画像の作成はLightWave3Dです。)

合成画  以外と簡単な合成。ココでは、LightWaveで作った3DオブジェクトをAfterEffectsという映像編集ソフトウェアを使って、実写画像に合成した工程を参考事例を書きます。

右の画像は合成後の画像です→。
映像もあります。映像で見る。

sanka 合成の事例 sanka

 3DCGを実写画像に合成する。

背景 LW LW  右の実写画像を背景に使用して、3DCGのカエルを合成したいと思います。


1) 背景画像を3Dソフトウェアのバックグラウンドイメージに設定。

2) 3Dソフトウェアの3Dオブジェクトを読み込む。
  用意した3Dオブジェクトは、カエルと、影や映り込みのデータをとるための板状オブジェクトです(画像Aを参照)。

影 3) ハックグランドを表示して背景にカメラからのパースを合わせる(画像Bを参照)。
 (LightWaveの場合は、Display Option で Camera View Background の設定で、背景を
カメラビューで見ることができます。)
 カメラの位置が決まったら、板オブジェクトにテクスチャをFrontでマッピング。使用したテクスチャは右の画像の通りです。

4)ライトを背景画像に合わせて、セットします。
カエルアルファ
5)カエルだけをレンダリング(アルファ画像)。
 背景は、元画像を使用した方がきれいなので、まずはカエルだけをレンダリング。板オブジェクトはカメラに写らないように設定。ただし、カエルの目にはしっかり、テクスチャを貼った板オブジェクトが写り込んでいる。
 出力は今回はTargaのアルファ画像で連番出力することにしました(Targaは画像の劣化がなく、アルファも使えるので)。画像Cのようになります。

6) 影をレンダリング(アルファ画像)。
 今度は、カエルをカメラに写らないようにして、カエルの影だけを採取します。
影 影アルファ  板オブジェクトだけをカメラに写るようにして、板オブジェクトのサーフェスを黒にします(カラーテクスチャも外す)。シェーディングの設定で、Luminosityの値を100%にして、diffuseの値を1%(ライト影響で、不要な陰影を作らないために拡散レベルを採取にして自己発光度を最大に)にする。
 更にサーフェスのアルファチャンネルのタイプを shadow Density に設定する。保存ファイルはアルファデータで。こうしてレンダリングされた画像は、画像Dのような真っ黒な画像ですが、画像Eのようなアルファデータを格納していれば、影の黒と抜きの部分の黒を合成の時に処理してくれます。(頼もしいアルファ(笑)!!。)

鏡面 7) 映り込みデータをレンダリング。
 池と葉っぱに写り込むカエルの姿を撮ります。葉っぱと池では映り込みレベルが違うので、それはテクスチャでレベルの配置を調整します。今度は板のサーフェスをdiffuse 100%、Luminosity 0%に戻して、色は黒のまま、映り込みだけを撮ります。背景を黒、板オブジェクトも黒で、映り込み分だけが色が付いていれば、アルファでなくでも、合成の時に加算でブレンドすれば問題ありません。

8) AfterEffectsで合成編集します。
影アルファ  レンダリングした画像、カエルアルファ(画像C)、影(画像D)、映り込み(画像F)の3種のシーケンス画像と、背景、全景の花の2つ画像を読み込みます。重ねる順番は、参照画像↑左から順番に・・。ちなみに、影や映り込みの濃さは、画像の不透明度の値で調整します。影をぼかしたいときは、ぼかし効果(ブラー)の値で調節します。今回は、影の画像の不透明度は80%に、ぼかし具合をブラー13.0に調整しました。映り込み画像の不透明度は30%にしました。あと、全景の花も不透明度を95%にしました。背景画像が劣化していたり、合成部がなじまないときは、それぞれの画像にノイズを入れてなじませます。今回は、ノイズは使用していません。

9)最後にカエルが回転する反動で、足元の葉っぱが揺らぐアニメーションを付けました。
 背景画像の一部分に、「波形ワープ」というエフェクトを掛けます。最初は揺らさずに、回っている最中に揺らぐように、キーフレームを設定します。これで、OK。できあがり。
 出来あがった映像を見る
 ちょっと揺れ方が地味ですかね? 水面をきれいに揺らすなら、3Dで板オブジェクトを揺らしてディスプレイメント バンプ で揺らして、水の揺れるハイライトなどを合成すれば、もっとリアルになると思います(笑)。


まめ 合成に重要なのは、ライト。方向や、色や、強さ、全部重要。もちろんカメラからの視点も。それでも3Dオブジェクトが浮いてしまうようなら、もし、奥行きのあるような画像との合成なら、フォグなどもリアル感のキーになるかも。

(疑問、質問、ご指摘、新情報等、どうか メールにてお寄せください。)

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